2014年 07月 26日
GODZILLA 2D (字幕) |
ユナイテッド・シネマ キャナルシティー13 8スクリーン 15:15~
入りは8割り。40代~60代多数、隣は50代のご夫婦(?)でした。
10年ぶり、スクリーンで鑑賞です…感慨深いです。
ゴジラが見せた最長の咆哮シーンでは泣きそうになりました。
2014ゴジラの姿は、初めて見たとき首回りの繋がりや全体的に角ばった姿に違和感を覚えましたが、動くその姿は非情に美しく今まで一番カッコ良い姿かも知れません。
素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい…
今回のゴジラカッコ良いです、強いです。
そのカッコよさ、迫力は金払って劇場で観るに値します。
ただ、1作目は越えてないです…残念。
本作では、ゴジラは既に神の存在。
人類にとっての味方/敵という概念を越えた地球上の生物の頂点として描かれています。
なので、人間の核実験のせいで生まれたとかそういうトラウマ要素が全くありません。
そういった意味では、最初から何もかも超越したキングオブモンスターとして描かれています。
まぁ、これはこれで気持ちいいです。
日本が創造したモンスターがアメリカ人に今回は(^^;w)は最高の生命体として描いてもらってるんだから。
ただ、これって裏を返すと今回アメリカ人がゴジラを核で創造した責任を逃れてる印象も持ちます。
原子力や核の脅威を拡大させたアメリカが今回はゴジラを生み出してないんですね、ちょいとずるいw
こうなるとゴジラ=アメリカの過ち&日本人のトラウマとはなってなくて、今回は地球の生命体の喧嘩番長=ヒーローな感じ。
ゴジラ、ヒーローなので、敵が必要なんですが、まさか敵に人間(米軍)なんておけるはずもなく、今回新たな敵が生み出されております、人間の原子力を食い物にするヤツが…
アメリカ人、やはりゴジラを原爆のトラウマとして描くのは避けたようです。
災害として原子力事故を描きはしますが、それが人類の過失から生まれたものとして描いていないです。
(これ見ればわかると思しますが、核に対する過失についてのやり取は芹沢博士と米提督の一シーンしかないです。)
流れとしては、何か人間にとって困ったヤツが現れた…でも倒せない。
そこに昔から存在する地球番長が現れて暴れてくれて困ったヤツをやつけって、結果人間助かりました…
平成ガメラ一作目っぽいっすw
そういう意味じゃ、国産第一作のリブートというよりは、米vsシリーズの為の初発一作目なんでしょうね。
by kosa4416
| 2014-07-26 21:36
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